私の環境では電池持ちを優先せざるを得ず、更新してしまいました。バッテリーサイズは35Whから42.9Wh(23%増量)へと容量アップしています。また、画面についても今回は4kではなく、FullHDを選択しました。これだけ見ると特に画質について不満はありませんが、同時に比較すると精細さは4Kより劣ります。目的にもよると思いますが、改めてバッテリー持ちの優先度が高いことを認識しましたので、そこは目をつぶって、バッテリー持ちを優先しました。
前回このような確認を行いました。
VAIO SX14 バッテリー持ち確認 - Under Construction -物欲年記 2nd season- (thunderbird14000.com)
ほかにも軽量でバッテリー持ちの良いPCはあると思いますが、なぜVAIOなのでしょうか? 正直よくわかりませんが、なぜかVAIOです。
比較を行う場合、可能な限り条件を同じにすることで正確な比較を行うことができるようになります。たとえば今回の場合は、モデルの違いに関する部分以外同じ仕様とする、もしくは同じモデルで4kとFullHDを比較する、が該当すると思います。
私の場合に関しては、比較する意味もあまりないと思っています。バッテリー容量は増量されている、画面も消費電力がより低いものと電池持ちは良くなる要素しかありません。仮に30%時間が伸びましたと言われてもふーんとしか言いようがないためです。
それよりも、純粋に使っているものが自分の使用環境でどの程度使えるかを確認できればよいと思っています。実際の使える時間から、運用方法を考えていくしかないためです。したがって、今回も実際の使用環境で使ってみてどのくらいの時間バッテリーが持つのか確認したいと思います。
1.内蔵FullHD
81%、17:32からスタートして、一度休憩(20:27~21:46)を挟んで、最終的に22:11で30%まで低下しました。この結果からグラフを作ると以下の通りです。この近似曲線からそれぞれ、100%、0%になる点の時間を求めると、約421分となり、約7時間となります。
2.外付け4K
参考までにこちらも確認しました。結果は以下の通りです。
79%、9:36からスタートして、11:26で17%まで低下しました。この結果からグラフを作ると以下の通りです。この近似曲線からそれぞれ、100%、0%になる点の時間を求めると、約177分となり、3時間程度となります。
前回は外付けFullHDも試しましたが、今回内蔵がFullHDのため、そこを確認する必要はないと判断して測定は行っていません。わざわざ外付けFullHDを使う意味はありませんので・・・
まとめ
1.内蔵FullHD | 421分 |
2.外付け4k | 177分 |
3.内蔵4k(2020/1モデル) | 176分 |
4.外付け4k(2020/1モデル) | 134分 |
前回、内蔵4kモデルでバッテリー持ちを比較しましたが、今回FullHDモデルにて確認を行いました。近似曲線から判断すると、前回の内蔵4kと今回の外付4kがほぼ同レベルのバッテリー時間で使用できることが確認できました。前回外付け4Kで134分に対して今回177分となり32%ほど伸びています。バッテリーの増量分(23%)よりも多くなっていることからPCとしての消費も少なくなっている可能性もあると思います。これは同一条件での確認ではないので参考までですね。また、カタログに記載されているバッテリー持ち時間からは約1/3程度の時間になります。今後、この数値を参考にしたいと思います。
内蔵FullHDの場合、約7時間ほど使用できそうです。いたわり充電で80%にしていますので、ここからスタートした場合、344分(約5.7時間)で0%となります。これから考えると私の使用環境でも5時間くらいは連続して使用可能と思われますので、十分な使用時間を思われます。もう少し時間が必要な場合は100%まで充電することも可能です。
ということで、VAIOに限らず、外部電源供給なしの状態である程度の時間つかうことが必要な場合、現状ではFullHDの方がよいのではと思います。将来的に4kパネルが省エネ化されてFullH相当までさがれば4Kを選択しても良いのではと思います。
今度は充電について確認しようかと思っています。