0.はじめに
VAIO SX14はインターフェイスが比較的豊富な機種ですので、USB-Cアダプタは特に必要としませんが、出来ればPCのコネクタの着脱回数を減らしたいと思いますので、UCB-Cアダプタを使うことを考えました。
ただし、1つだけ条件があります。ディスプレイの出力が4k@60Hzであることです。VAIO専用のUSB-CアダプタはHDMIの出力が4k@30Hzになる点が非常に気になっていました。リフレッシュレートが高い方が目へのストレスが少ないであろうことが理由となります。
ということで、クラウドファンディングにて2つほど条件を満たすものが見つかりましたので、購入して使用感を試してみました。
1. SuperHub SE(ゼンデュア ・ジャパン株式会社)
- 4k@60Hz
- デュアルPD(30W、18W)
- USB3.1 Gen1 (5Gbps)
- AC電源接続可
スペックの詳細は以下のリンクを参照願います。https://www.makuake.com/project/zendure/
2. MONITORMATE CS1 GEN2(HNY Trading)
- 4k@60Hz
- USB PD(最大100W)
- USB3.1 Gen2 (10Gbps)
- 3.5mmオーディオジャック
スペックの詳細は以下のリンクを参照願います。https://www.makuake.com/project/mmc51/
いずれも必要条件は満たしています。そこで実際に接続して使用感を確認してみました。
2.使用感の結果
使っているメインディスプレイは4kではありません(3840×1600ピクセル)が、FullHDよりは高い解像度となります。
1.SuperHub SE
60Hz出力はOKでした。また、ACケーブルを接続した場合、PCへの電源供給も問題ありませんでした。タスクバーの電池マークに電源接続のマークも表示されています。
2. MONITORMATE CS1 GEN2
60Hz出力はOKでした。また、電源は側面のUSB-Cポートから供給しますが、低速充電になりました。電池マークに黄色三角が表示されています。
PD100W対応ということですので、61Wのアダプタを使っているはずですが、このような状態です。SuperHub SEはPD30Wですが、このような表示はありません。原因は何でしょうか?
ということで、私の環境ではMONITORMATE CS1 GEN2は十分に性能を発揮できないようです。その他、USB機器の接続スピードは仕様上、MONITORMATE CS1 GEN2の方が速いですので、その他の面で良い点がありそうですが、今回はここまでにしたいと思います。
ちなみにiPad Proでしたら、このハブを使うことで、充電とイヤホンを同時に使うことが可能となります。ちょっと邪魔になるけどね。
ちなみに、SuperHub SEですが、AC電源接続無しでも使うことは可能です。
今のところ、充電速度の問題はありますが、充電器まで含めるとこんな感じになります。さすがに61Wの充電器は大きいです。
SuperHub SEはAC電源内蔵はいいですね。これ自体がAC電源の代わりにもなります。これが40W以上あれば文句なしでした。DELLのパソコンでは充電できませんでした。これ、40W以上が必要とのことです。その点ではVAIOは30Wでも充電可能なのはうれしいです。繰り返しになりますが、MONITORMATE CS1 GEN2+61W電源で低速になるのか気になるところです。